ClubGP 歯内療法および歯髄温存療法に関する歯科症例検討会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

まつもと歯科医院ブログ

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ClubGP 歯内療法および歯髄温存療法に関する歯科症例検討会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

豊中岡町もすこしずつ涼しくなってきましたね。

過ごしやすくなってきてありがたいです。

 

さて先日私が理事を務めますClubGPにおいて表題の「歯内療法および歯髄温存療法に関する歯科症例検討会」に参加してまいりました。

 

「歯内療法」とは歯の神経を取り除いたり、感染を除去する治療で、

「歯髄温存療法」とはその名の通り、歯の神経を取らずに保存する治療法です。

 

「歯内療法」はさらに外科と非外科に分かれるのですが、今回は3人の先生にそれぞれ演題を一つずつ出して頂き、歯内療法専門医である神戸先生にコメンテーターとして入って貰ってディスカッションするという形式で行われました。

 

歯内療法は基本的には最初の歯科治療でCTで歯根の状態を確認し、「ラバーダム」という感染を防ぐ歯科処置を行い、歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを用いた拡大視野下で、ニッケルチタンファイルという弾性のある根管内清掃器具を使用して、次亜塩素酸と超音波チップを用いて薬液で洗浄し、バイオシーラーを用いて緊密に充填することでかなり高い成功率があると言われております。

 

しかし、保険治療の中ではそこまで費用や時間がかけれないという理由があり、特に大臼歯では日本においては成功率が50%以下であるという研究結果も出ており、当院でも歯内療法時には精密根管治療をお勧めしております。

 

また、そこまでやっても特に一度神経治療を行ってうまくいかなかったケースは難治性になることも多く、その場合、外科的根管治療が行われます。また、これも歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを用いて、拡大視野下で歯科処置を行う方が成功率が高いと言われております。

 

歯髄温存療法に関しては個人的には効果的であると考えており、歯科医師であれば誰でも「歯の神経を残したい」と考えていると思うのですが、うまくいかなかった際のことを考えると、神経をとった方が良いケースも多いのではないかという示唆を神戸先生はされておりました。

 

「歯を残す」「歯の神経を残す」というのは我々歯科医師の永遠のテーマかと思いますが、日々勉強し、精進していきたいと思います。

 

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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