CLUBGP 定例会 Maxillofacial analysis 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」-豊中市の歯科・歯医者なら「まつもと歯科」

まつもと歯科医院ブログ

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CLUBGP 定例会 Maxillofacial analysis 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

豊中岡町も花粉がすごいですね。

花粉症持ちには嫌な季節になってきましたね。

 

さて先日私が理事を努めます歯科医師のスタディーグループであるCLUGPの定例会が開催されました。

 

今回の定例会は表題の「Maxillofacial analysis」についてでした。

 

「Maxillofacial analysis」とは顔貌や骨格を含めた診断を行い、口腔内の治療に反映させる治療の診断法になります。

いわゆる全顎的な包括的な歯科治療を行う際には、前歯の位置やかみ合わせの平面及び高さ、位置や歯の形態、いわゆるガイドと言われる歯を横や前にずらしたときにどこの歯が当たるか、もしくはその角度が重要なのですが、それらの位置を決めて行く際に顔貌が参考になります。

 

前歯の位置の決定に顔貌や口唇は大きく影響しますし、かみ合わせの高さや位置も同様です。

 

その辺りをマイクロスコープを用いた歯科治療で著名な内山 徹哉先生に講義をして頂きました。

 

診査、診断は歯科治療において最も重要であると思っておりますので、凄く勉強になりました。

日々勉強していきたいと思います。

 

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

「まつもと歯科」のホームページはこちら:

http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/

歯科用インプラントに関する論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

今月も新しい歯科用インプラントに関する論文を抄読いたしましたので掲載いたします。

 

 

一次創閉鎖の有無における歯周病感染性の臼歯窩におけるリッジプリザベーション:比較対照臨床試験 

TitleRidge preservation in periodontally compromised molar sockets with and without primary wound closure: A comparative controlled clinical trial 

AuthorYiping Wei, Liping Zhao, Haoyun Zhang, Ziyao Han, Wenjie Hu, Tao Xu 

JournalClin Oral Impl Res. 2024;35:131–139 

 

PURPOSE 

抜歯後の歯槽骨の吸収を最小限に抑える方法 としてリッジプリザべーションARP)が行われている。また、治療ガイドラインに関してARP 後の一次創閉鎖の必要性が特に議論の的となっている。本研究ではARP 後の一次創閉鎖の有無によって、硬組織の治癒に変化があるかどうかを調べた。 

MATERIALS AND METHODS 

重度の歯周炎のため大臼歯抜歯とその後のインプラント治療が予定されている患者が登録された。 患者は、新しい歯周病の基準によるステージ III または IV、グレード C の歯周病の基準を満たす。 

本研究には、対象となる40 本の臼歯を持つ40人の患者が登録された。 20 歯をコントロールグループに割り当て、残りの 20 歯はテストグループに割り当てた。抜歯後、掻爬を行い、滅菌生理食塩水で洗浄した。 

コントロールグループでは、ソケットは全層弁で剥離、2 つの減張縦切開を行うことで1次創閉鎖を得た。(図1)。  

 

テストグループでは全層弁で頬側と舌側を23 mm歯槽骨を露出させた。( 2)  

どちらのグループでも、ソケットは Bio-Ossを移植しBio-Gideで被覆した。 

テストグループでは、コラーゲンスポンジでカバーし、クロスマットレス縫合を行った。 

術前および術後6ヶ月にプロービング深さ、歯肉退縮量、BOP、角化歯肉幅 (KTW) などの臨床パラメーターを計測した。 

RESULTS 

コントロール群は患者20 (平均年齢: 48.8 ± 7.7 年。 男性16名、女性4名)、テストグループは患者20名(平均年齢:48.9 ± 7.6 歳、男性15人、女性5名)であった。  

X線写真分析により、頬側および舌側歯槽骨レベルが両グループで維持されていることが明らかになった(表2)。 

寸法変化に関しては統計的に有意差はなかった 

3 は歯槽骨の三次元変化を示す。 

コントロールグループとテストグループに体積変化の観点で統計的に有意な差はなかった。 

4 は、6 ヶ月後の軟組織の変化を示す。テストグループと比べコントロールグループは角化歯肉幅が統計的に有意に1.08 ± 1.63 mmの減少した(p< .05)テストグループは 平均 0.43±1.40 mm 角化歯肉幅が減少した。 

CONCLUSION 

本研究において、ARP後の硬組織の変化 は一次創閉鎖の有無で同等であった。 しかし、一次創閉鎖を行わないARPは、創傷閉鎖を行ったARPよりも多くの角化歯肉幅が保存された。 

 

抜歯をすると周囲の歯槽骨は吸収することが多いのですが、ARPを行うことで歯槽骨の吸収を減らすことが出来ます。

歯槽骨幅や角化歯肉幅はインプラント治療時に必要なので、保存がすることが大事になります。

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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CLUBGP 定例会 歯周組織再生療法の可能性・歯内療法の再処置法 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

豊中岡町もとても寒いですね。

皆様体調いかがでしょうか?

 

さて先日私が理事を努めます歯科医師のスタディーグループであるCLUGPの定例会が開催されました。

 

今回の定例会は表題の「歯周組織再生療法の可能性」と「歯内療法の再処置法」についてでした。

 

「歯周組織再生療法の可能性」については歯周病専門医である井原 雄一郎先生による講演です。

歯周病の再生療法を治療するにあたり、自ら難易度を分類し、症例を提示しながらの講演でありとても刺激的で、勉強になりました。

歯周病の再生療法における分類分けを自ら考えるだけでなく、患者さん一人一人にしっかり向き合って治療手順を考えていることがよく分かる講演でした。

私もより、勉強し、考えることで治療結果を高めていけるよう精進したいと思います。

 

 

「歯内療法の再処置法」については同じく若手の理事である柳井 宗鋼先生による講演でした。

歯内療法は私も最も興味がある歯科治療における分野の一つで、若手の先生が考え、

しっかりした治療法を確立し、実践されているのを見て大変感慨深かったです。

 

お二方ともとても素晴らしい先生で、私もより一層頑張ろうと思えた1日でした。

 

 

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
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Club GP 2023年度 年次総会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

豊中岡町もかなり寒く、冷え込んでいますね。

風邪やインフルエンザが流行っております。

皆様ご自愛下さいね!

 

さて先日私が理事を努めます歯科医師のスタディーグループであるCLUGPの年次総会が大阪のブリーゼプラザ小ホールで開催されました。

 

今回の年次総会はAsia-Pacific Microscopic Dentistry Meetingと併会で、アジアでのマイクロスコープを用いた歯科治療の普及と発展を目的とした歯科医師による会合であり、今年も英語のみで発表を行うという形で開催されました。

 

日本におけるマイクロスコープを用いた第一人者である鈴木真名 先生の歯間乳頭再生術はとても美しく素晴らしかったですし、南昌宏 先生のマイクロスコープを用いた歯科治療や、歯科医師としての心構えを説いた講演はとても心に残りました。

戦禍にもかかわらず、ウクライナからNazariy Mykhaylyuk 先生にもビデオレクチャーにて登壇していただき、デジタルを用いた歯科治療はとても刺激と勉強になりました。

主宰である佐藤先生の症例も、いつもながら綺麗で、感銘を受けました。

 

日本だけでなく、中国、台湾、韓国とアジアの歯科医師の素晴らしさを感じれる1日となりました。

 

今年も丸一日、英語の歯科講演を聞くことで

海外の歯科学会に参加したような気分を味わうことが出来ました。

 

昨年に引き続き、英語が全く上達していない自分に嫌になります。

 

もっと勉強しないといけませんね。

 

 

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
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審美・接着歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

今月も新しい審美・接着歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。

 

仮着セメントの除去法の違いによる間接修復の接着強度への影響について:システマティックレビューとメタアナリシス

Title:Effect of temporary cements and their removal methods on the bond strength of indirect restoration: a systematic review and meta‑analysis Author:Jingyu Ding · Yifu Jin· Shanshan Feng · Huan Chen · Yanyan Hou · Song Zhu Journal:Clinical Oral Investigations (2023) 27:15–30

 

PURPOSE

仮着セメントの効果的な除去方法や仮着セメントの選択など、仮着セメントの悪影響を最小限に抑えるためのさまざまな戦略が提案されており、これらは接着強度に実質的に影響を与えるかどうかを調査した。

MATERIALS AND METHODS

参加者 (P): 間接修復のための健康なヒト永久歯の象牙質。

介入 (I): IDS または DDS 技術を適用した、仮着セメント除去を伴う。

比較(C): 比較研究仮着セメント固定を行わない少なくとも 1 つの対照グループ (コントロール)、または仮着セメント除去の別の方法 で行う(コントロール)。

結果 (O): 微小引張、微小せん断、またはせん断接着強度 (MTBS、MSBS、および SBS) を含む接着強度。

研究タイプ (S): in vitro および in situ

 

文献検索は、2022 年 4 月 8 日まで 2 人の独立した査読者によって、MEDLINE (PubMed)、Web of Science、EMBASE、コクラン ライブラリの 4 つの異なるデータベースで行われた。

包含基準:接着強度に対する仮着セメントの使用の影響、またはさまざまな仮着セメント除去戦略の影響を評価する in vitro研究のみを含めました。

除外基準:(1) ウシ象牙質などのヒト以外の動物の象牙質 (2) 酸化亜鉛ユージノールを仮着セメントとして使用した研究 (3) 期間の短い研究 (4) サンプルサイズが小さい: 歯の数が 3 未満(5) グラスアイオノマーなどの歯内療法で使用される各種仮封材を用いた研究

RESULTS

14 件の論文がメタ分析の対照となった。 メタアナリシスの結果を図2〜図5に示す。

図 2 では、仮着は接着強度 ( p = 0.004) に悪影響を及ぼした。 ただし、悪影響は IDSよって軽減でき、仮着セメントは接着強度に大きな影響を与えなかった (p = 0.46)。 対照的にDDS では、接着強度 (p = 0.002) が統計的に優位に減少した。

図 3 では、非ユージノール系酸化亜鉛セメント、レジン セメント、ポリカルボキシレートセメント、水酸化カルシウム セメントの 4 つの仮着セメントを検討した。 最後の 3 つのグループは、即時の接着強度に統計的に有意な影響を示さなかったが ( p > 0.05)、非ユージノール系酸化亜鉛セメントは対照グループと比較して接着強度を低下させた (p = 0.02)。

図4では、Al2O3ブラストと軽石を対照群と比較しました。 軽石は、水の混合物 (軽石スラリー) でした。 Al2O3 ブラストにより、仮着セメント汚染後に低下した接着強度が回復した (p = 0.07)。一方、軽石除去による接着強度は対照群と対照的にわずかに減少した。

図 5 では、手動器具には歯周キュレット 、ハンドスケーラー 、またはエキスカが含まれており、象牙質表面が視覚的にきれいになるまで適用された。 手動器具と比較して、Al2O3 ブラストにより、即時接着強度 ( p = 0.04) が向上した。

CONCLUSION

・IDS は、合着システムや除去方法に関係なく、短期的または長期的に仮着による悪影響を排除するのに非常に効果的である

・ レジンおよび非ユージノール系酸化亜鉛セメントと比較して、ポリカルボキシレートおよび水酸化カルシウムセメントはより高い接着強度をもたらした。 セルフエッチング材は、仮着セメントの悪影響を悪化させる可能性がある。

・ 軽石と手用器具の除去方法では、効果的かつ確実に洗浄できなかったが、Al2O3 ブラスティングは対照グループと同等の接着強度を達成し、手用器具を上回った。

セラミック歯科審美治療、ダイレクトボンディング(審美マイクロレジン修復)に関して接着は最重要課題です。

より強固な接着が得れる方法を模索していきたいと思っております。

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
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では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
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