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まつもと歯科医院ブログ

豊中市(岡町)の歯医者・歯科・インプラントなら「まつもと歯科」

大阪インプラント研究会定例会「全身を考えたインプラント治療について」「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

皆様こんにちは。
豊中市岡町中桜塚の歯医者「まつもと歯科」院長 松本卓也です。

 

豊中もまだまだ暑いですね。

熱中症に気を付け、しっかり水分を摂りましょう!

 

さて先日、大阪インプラント研究会の定例会「全身を考えたインプラント治療について」を受講して参りました。

 

前半は昭和大学医学部の砂川正隆教授による歯科講義でした。

主に歯科治療で用いることが出来る漢方薬についての講義で、当院では使用していなかったので大変勉強になりました。

漢方薬は一般的に薬と言われる西洋薬と違い、天然の生薬を使用し、

その生薬が、元来備わった自然の治癒力を高め、病気を治すというもので、医科でも漢方を出される先生が多くなっています。

歯科で保険で使用できる漢方薬はわずか11種類だけなのですが、良さそうなら導入してみようかと思いますので、またご報告いたします。

 

後半は歯科医師の椋梨兼彰先生の「歯科診療に有効な東洋医学(漢方・鍼灸)について」という歯科講義でした。

鍼灸に関しては歯科医師にも可能な診療行為なのですが、これまで数度しか実習したことがなく、個人的に周りの歯科医師にも行っている先生がないのでこれまで全く勉強してこなかった歯科分野になります。

正直、先日の話を聞いて早速やろうという感じではないのですが、患者さんによってはとても有効な治療法になりうるのかなとは感じました。

鼻閉や唾液の分泌障害、診療に対する恐怖心が強い患者さんに、鍼灸を用いて歯科診療をされているスライドを見せていただき、とても興味深かったです。

 

私が今まで修得してきた歯科診療以外にも、様々なアプローチで歯科診療は行われており、今後も常に学び続けていきたいと思っております。

 

 

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

「まつもと歯科」のホームページはこちら:

http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/

 

インプラント歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

今月も新しいインプラント歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。

 

Bio-OssとFDBAの使用における臼歯部リッジプリザべーションの比較:RCT研究 Title:Ridge preservation in molar sites comparing xenograft versus mineralized freeze-dried bone allograft: A randomized clinical trial Author:Desire Abellán, Lucía Barallat, Javi Vilarrasa, Manuel Cabezas, Andrés Pascual La Rocca, Cristina Valles, José Nart Journal:Clin Oral Impl Res. 2022;33:511-523

 

PURPOSE

本研究の目的はBio-OssもしくはFDBAと吸収性メンブレンを併用した場合の、臼歯部におけるリッジプリザべーション後の歯槽堤の寸法変化と組織学的な組成について比較することである。また元々の歯槽骨の厚みが寸法変化に与える影響および、リッジプリザべーション後の歯科用インプラント埋入、ソケットリフトの必要性について評価した。

MATERIALS AND METHODS

・上顎または下顎の第一または第二大臼歯の抜去を必要とする18歳以上の成人患者。抜歯する臼歯は、2 mm以上の角化歯肉。3壁以上の骨壁が無損傷、4壁の裂開は、2mm以下。

・除外基準 急性歯周炎または根尖性歯周炎、妊娠中または乳児期、1日10本以上の喫煙、骨リモデリングに影響を与える代謝性疾患、および薬物の服用。プラークコントロールが不十分な患者(20%以上(O’Leary et al。、1972))、リコールを遵守できない患者。

・術式 全層弁で歯肉頬移行部を超えず剥離、骨を露出。歯は可能な限り非外傷的に抜歯。その後、骨壁の損傷または裂開の程度を評価した。その後、CT撮影を行った。 抜歯窩をDBMM(Bio-Oss®(cancellous xenograft)(Geistlich Pharma、Wolhausen、Switzerland)またはFDBA(MinerOss®(cortical and cancellous allograft)(BioHorizons、Birmingham))で添入した。吸収性コラーゲン膜(Mem-lok®(BioHorizons、Birmingham、AL、USA)をトリミングし、3 mmソケットを超え完全に覆うように適合させた後、5/0ポリプロピレン縫合糸でマットレス縫合した。0.12%クロルヘキシジンジグルコネートと0.05%セチルピリジニウムクロリド(Perio-Aid®、Dentaid、Barcelona、Spain)で1日2回、2週間すすぐよう指導。ペニシリン、クリンダマイシン(7日間8時間ごとに300mg)を処方。必要に応じて、イブプロフェン(8時間ごとに600 mg)やパラセタモール(8時間ごとに650 mg)などの鎮痛薬を使用。手術の2週間後に縫合糸を取り除き、完全な軟組織の閉鎖が達成されるまで、すべての患者をフォローした。術後のフォローアップは、1、2、6週間、および手術後4、5か月に記録された。

・5ヶ月後CTを再撮影、歯科用インプラント埋入を行う。2×6 mm(内径2 mm、外径2.5 mm)のトレフィンバーで骨を採取した。

・初期と5ヶ月後のCTで寸法変化を調べた。

・生検は脱灰され、パラフィン包埋、ヘマトキシリン-エオシン染色を使用して組織学検査を行った。

・ソケットリフトは8mm未満の高さを閾値とした。

RESULTS

21人の患者(13人の男性(61.9%)と8人の女性(38.1%)、平均年齢44.84±8.62歳)が研究に含まれた。4人(19%)が1日あたり10本未満の喫煙者であり、17人(81%)は非喫煙者。FDBAグループとDBBMグループにそれぞれ10人と11人。上顎(61.9%)が13症例、下顎(38.1%)で8症例。性別、年齢、喫煙習慣、およびベースライン時の2つのグループ間に有意な差は観察されなかった(p> .05)。しかし、DBBMで治療された部位が上顎に多く、FDBAで治療された部位が下顎に多かった(p = .049)

・水平的寸法変化

RWのベースライン測定では、グループ間で統計的に有意差なし。FDBAグループとDBBMグループの両方が、ベースラインから5か月までのすべてのレベルで幅の減少を示した。薄い歯槽骨(<1.5 mm)は、RW-1の3.91±2.41 mmの減少を示し、厚い歯槽骨(≥1.5mm)は、骨頂から1 mmで1.95±1.75mmの減少を示した(p = .046)

・垂直的寸法変化

両方のグループ間統計的に有意差なし。 BHとLHの両方の骨頂は、5か月で有意な平均減少を示した(BH:-1.97±2.21 mm、p = .0006; LH:-1.22±0.88 mm、p = .0001)。DBBMを使用すると、垂直方向の骨の変化の減少が少ない傾向が観察されたが、統計的に有意差なし。BH(p = .888)、CH(p = .573)、およびLH(p = .567) )。同様に、BPの厚さ1.5 mm未満の歯槽骨は、-3.20±2.26 mmの減少で、1.5 mm以上の歯槽骨は、-0.86±1.53 mmの平均垂直減少を示した(p = .01)

・組織学的評価

残留粒子の量に優位差はなかった。

・ソケットリフトの必要性

上顎大臼歯部には9人が埋入され、5人に8mmの歯科用インプラントが埋入された. CHはベースラインで7.30±3.53mm、治癒期間後は6.78±3.61 mm。5ケース(55.56%)でソケットリフトが必要であった。

CONCLUSION

本研究で、Bio-OssとFDBAの使用で、リッジプリザべーションの結果はほぼ同等であった。また、頬側歯槽骨の厚みは歯槽堤の幅および高さの減少に影響する。

 

抜歯後に歯槽骨が起こり、歯科用インプラントの埋入が難しくなるケースがあります。

それを防ぐためにお薬を入れることがあるのですが、Bio-OssとFDBAというお薬では大きな差はないというお話でした。

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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日本口腔インプラント学会認定医講座「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

皆様こんにちは。
豊中市岡町中桜塚の歯医者「まつもと歯科」院長 松本卓也です。

 

豊中も大分暑くなってきましたね。

マスクをしていて息苦しいですし、水分補給をしっかりしましょうね。

 

さて先日、日本口腔インプラント学会の認定医講座を受講して参りました。

私は国際インプラント歯科学会および審美歯科学会の認定医なのですが、新たに日本口腔インプラント学会の認定医になるべく3年前から日本口腔インプラント学会認定講習や日本口腔インプラント学会の支部や本部の学会に積極的に参加しております。

歯科治療は日進月歩で日々進歩しておりますので、常に学び続けることが大事です。

来年1月に試験がございますので、それに向けて一生懸命頑張ります。

より良い歯科医師になるため日々頑張っていこうと思っております。

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
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インプラント歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

今月も新しいインプラント歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。

 

Invitroにおけるチタン表面で増殖する複数種のバイオフィルムモデルに対する新しいブラッシング溶液の抗菌効果 Title:Antimicrobial effects of a new brushing solution concept on a multispecies in vitro biofilm model growing on titanium surfaces Author:Leire Virto, David Simões-Martins, María Carmen Sánchez, Ana Encinas Mariano Sanz, David Herrera Journal:Clin Oral Impl Res. 2022;33:209–220

 

PURPOSE

Periotabs®(医療機器クラスI、Bonyf AG、Vaduz、Liechtenstein)は、温水に溶解する錠剤の新しいブラッシング溶液である。主な有効成分は、次亜塩素酸ナトリウム(非常に低く0.02%)の徐放性、抗バイオフィルム特性を備えているニトラジン®である。さらに、硫酸ナトリウム(SLS)を含む高濃度の界面活性剤が含まれている。以前のin vitro研究では、黄色ブドウ球菌、カンジダアルビカンスを含むさまざまなバイオフィルムで有効成分の抗菌および抗真菌効果が報告されている。歯科用インプラント周囲バイオフィルムモデルで、新しいブラッシング溶液の抗バイオフィルム効果と抗菌効果を評価した。

MATERIALS AND METHODS

invitro において、Streptococcus oralis、Actinomyces naeslundii、Veillonella parvula、Aggregatibacter actinomycetemcomitans、Porphyromonas gingivalis、Fusobacterium nucleatumなどの複数種のバイオフィルムモデルを使用した。抗バイオフィルム能力を評価するために、インプラントチタンディスク(Ti-SLA)を1 mlのテスト溶液(1錠を温水に溶解)に2分間浸し、37±1°Cで24〜72時間の嫌気性細菌条件のバイオフィルムの観察を行った。ネガティブ(水)およびポジティブ(0.12%クロルヘキシジン/0.05%塩化セチルピリジニウムマウスリンス(強い殺菌、抗カビ作用をもったカチオン界面活性剤))コントロールで処理されたインプラントディスクを使用し並行して実験を行った。抗菌効果を評価するために、浮遊性細胞と滅菌Ti-SLAディスク上の72時間のバイオフィルムを上記の処理を行った。バイオフィルムの構造は、共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)と走査型電子顕微鏡(SEM)によって分析した。細菌量は、定量的ポリメラーゼ連鎖反応および浮遊性細胞の培養によって測定した。

RESULTS

テストされた製品は、48時間および72時間後のバイオフィルムの厚さに影響を与え、細菌種の生存率を大幅に低下させる抗バイオフィルム効果を示した。

6つの細菌種、および72時間後におけるバイオフィルムにおいて、特にF.nucleatumとA.actinomycetemcomitansに対して抗菌効果が観察された。

CONCLUSION

テストされたブラッシング溶液は、in vitroにおいて、検証したバイオフィルムモデルに含まれるインプラント周囲の病原体に対し、抗バイオフィルム性と抗菌性を示した。この結果をもってvivoの研究が許可された。

インプラント周囲炎の治療法は確立されておりませんので、新たな薬剤がでることを期待しております。

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
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ICEED歯科臨床コース受講(SPT・歯周病安定期治療) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

だいぶ暖かくなって参りましたね。

花粉も多いですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コース(SPT・歯周病安定期治療)を受講いたしました。

SPTとはSupportive Periodontal Therapyの略称です。

保険治療で言うと歯周病安定期治療という名称になります。

歯周病は歯を支える骨が痩せてくる病気で、基本的には一度なると元には戻りません。

ただ常にずっと悪くなっていく病気ではなく、きちんと歯周病治療を行い、毎日のケアや定期的な歯周病治療を行うことである程度維持できることも分かっています。

歯周病治療が一度終了しても、一時的に病状が安定した状態にあるだけですので、継続的な歯周病治療が必要です。

また文献によるとSPT(歯周病安定期治療)を受けることで歯を失う本数が10年で1本程度に抑えられたというデータもあります。

歯を抜きたくない、歯科治療を出来るだけ少なくしたいと考えておられる方は是非ともSPT(歯周病安定期治療)をきちんと受けるようにして下さい!

 

 

 

また歯科疾患実態調査という大規模調査でも40歳くらいから歯を失う方が急激に多くなることが分かっています。

20代、30代の方が歯周病には関係がないと全く治療をしなければ、40代からの歯の喪失のリスクを抱えることになってしまいます。先ほども述べた通り、歯周病は一気に進むのではなく、気づかないうちに徐々に進行してしまうのです。

歯周病管理に関しては少しでも早く始めた方が良いですし、虫歯も含めた口腔内管理という意味合いでは子供のころからの予防歯科の概念がとても重要となっております。

 

 

またSPT(歯周病安定期治療)および残存歯数と医療費との関係とのデータではSPT(歯周病安定期治療)を年3回以上受診している方の年間医療費がそれ以外の方と比べて低い事や、歯が多く残っているほど年間医療費が低くなる傾向があることも分かっています。

 

 

 

費用対効果という観点でも、医療費節約という観点でもSPT(歯周病安定期治療)は効果的ですので是非うけられることをお勧めいたします!

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
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http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

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