2020/10/10
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
コロナ対策も色々な施策を試しつつ少しずつ医院の方も落ち着いてきたかと思います。
まだまだ元通りにはほど遠いですが、出来ることを日々頑張っていこうと思います。
皆様も少しずつ日常を取り戻しつつありますでしょうか?
良い悪いは別として、岡町の商店街を歩いているとすこしずつ人が戻ってきている
気がしますし、豊中近辺を歩いていても一時期よりは皆様落ち着いておられる
気がします。
さて先日表題の口腔インプラント専門医臨床技術向上講習会を受講しました。
最近はほとんどオンラインの講議になりまして、歯科医院や自宅で受けれるのが
すごく楽になりました。
今までは豊中で受けれるものはなく東京や全国色々なところに行かないといけなかったので、
そういう意味ではすごくありがたいです。
歯科用インプラントに関しては歯科用論文の文献抄読会にも参加しているので
色々情報は入って参りますが、臨床研究が盛んな分野ですので、
いつも面白い話が入ってきてすごく興味深いです。
学生の時はそうでもなかったですが勉強はいくつになっても楽しいですね。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:
http://www.matsumoto-ortho.jp/
大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
まつもと歯科
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 松本卓也
2020/09/19
こんにちは。
今月も私が抄読しましたインプラント歯科論文を掲載いたします。
臼歯部インプラント埋入時の頬側の小さな骨の裂開の治療有無の違いにおける長期間の臨床および X 線結果:
RCT 研究
Title :Long-term clinical and radiographic results after treatment or no treatment of small buccal
bone dehiscences at posterior dental implants: A randomized, controlled clinical trial
Author:Tobias Waller,Milan Herzog, Daniel S. Thoma,Jürg Hüsler ,Christoph H.
F. Hämmerle,Ronald E. Jung
Journal:Clin Oral Impl Res. 2020;31:517–525.
PURPOSE
インプラント埋入時に頬側に小さい裂開がある場合、GBRで治療することで良好な
結果が得られることは一般的に知られているが、治療を行わなくても短期的な生存率
は変わらないという文献も存在する。本研究では 5mm 以下の裂開が、7.5 年後に GBR
で治療された裂開とそのまま埋入する場合で、臨床的および放射線学的結果をもたらすか調べた。
MATERIALS AND METHODS
・本研究は単一施設で行われる前向きRCT研究である。インプラント治療が必要で
あり、頬側に垂直骨裂開(≤5mm)がある22人の健康な患者が選ばれた。
・インプラント埋入は delayed (抜歯後 6weeks—6 month)か late (抜歯後 6 months 以
降)で行った。インプラントは臼歯部に、Camlog システムのプロトコールに従って
埋入した。 CAMLOG®SCREW-LINE インプラント(Camlog Biotechnologies AG)が使用された。
・臨床評価およびX線評価は補綴装着後3,6,12,18 カ月後と 7.5 年に行った。
・臨床評価はインプラントと補綴の生存率、PD、BOP、PIを行った。
・X線評価はCBCTを用いて頬側裂開を評価した。
1.頬の垂直方向の欠損の深さ(A)は、インプラントショルダーから骨とインプラン
トの接触位置まで測定し、骨縁下欠損の深さ(B)は、頬側の骨頂から骨とインプラ
ントの接触位置までを測定した。
2.水平方向の骨の厚さ:頬側骨の厚さは、インプラントショルダーから 1 mm、2 mm、3 mm の位置で測定した。
・インプラント辺縁骨レベルをデンタルX線にて評価した。
RESULTS
20 人の患者が 7.5 年リコールを受けた。インプラント/補綴の生存率は両グループ
で 100%。両グループでインプラント周囲組織に炎症の兆候はごくわずかであった。
7.5年後の頬側の垂直的な裂開の深さの変化の中央値は、GBR グループで 1.61
mm、SH グループで 0.62mm で、グループ間に有意差なし。頬側骨の厚みや垂直的な
裂開の深さには有意差があった。 また、各時期で辺縁骨レベルに優位差なく、7.5
年でも辺縁骨レベルの中央値(GBR:0.53; SH:0.68)はグループ間で有意差は
なかった。
CONCLUSION
小さい頬側骨裂開を伴うインプラントは、7.5 年で高いインプラント生存率と健全な
インプラント周囲組織を示した。GBR グループでは、頬側の垂直骨レベルは SH グ
ループと比較して高かったが、両治療とも全期間にわたって安定していた。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:
http://www.matsumoto-ortho.jp/
大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
まつもと歯科
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 松本卓也
2020/09/15
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
先日表題の日本口腔インプラント学会認定研修会に参加してまいりました。
今回はインプラント周囲炎やその対処法、インプラントスクリューの破折時の除去法、
サイナスリフトの実習や講義など歯科用インプラントの様々なトラブルや実践について
多岐に渡る講義がありました。
また、インプラント治療時に問題になる全身疾患や東洋医学についても講義があり
漢方や針治療の講義や実習をしてきました。
相互実習では頭に針を打たれ、正直患者さま相手にしたいとは思いませんが
貴重な体験でした。
インプラントの研修で針治療を受けるとは思いませんでした。
色々な経験が出来て楽しいです。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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まつもと歯科
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 松本卓也
2020/09/11
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
先日表題の日本口腔インプラント学会認定研修会の例会に参加して参りました。
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で行われたのですが
コロナ対策でかなり大きい会場に少ない人数で、換気をし、皆マスクをしての講義でした。
今回は歯周病や歯科用インプラント治療で著名な田中秀樹先生による
「審美と長期安定を両立するこれからのインプラント治療戦略と補綴方法」
というテーマでの講演でした。
前歯部審美領域におけるインプラント治療やまたその術前抜歯時の注意点、
抜歯即時インプラントの利点欠点、歯周外科について、
またサージカルガイドの有用性や注意点など幅広く講演されました。
もう1講義として小林健一郎先生の
「IDO用のショートインプラントについての臨床と開発、AIを使った画像診断システムの開発経緯と現状」
というテーマの発表でした。
インプラント義歯用の短い歯科用インプラントの開発や研究を歯科臨床の間に行われており
とても興味深い内容でした。
まだまだ暑い日が続きますが皆様体調に気をつけて
今日も一日頑張っていきましょう!!
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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まつもと歯科
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 松本卓也
2020/08/24
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
先日私が理事を務めているCLUB GPの代表である佐藤琢也先生の出版記念講演をオンラインで受講しました。
一日講演だったのですが、歯科用インプラント治療や天然歯に対する歯周形成外科の
最新手技やコンセプトを発表されました。
歯科用インプラントにおいてはインプラント周囲の歯ぐきの厚みや強さを増すためであったり、歯科用インプラントの歯の長さが不揃いな場合に歯周形成外科を行います。
その際に歯ぐきの移植というものが行われ、主に上顎の口蓋や親知らずの奥の部分から歯ぐきの採取を行い必要な部位に採取した歯ぐきの移植、そして歯ぐきを引っ張り上げて固定するという歯科処置になります。
昔からよく行われる処置なのですが、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いることで
より低侵襲に、綺麗に治すことが出来、痛みや腫れも従来よりも少なくなります。
天然歯でも同様で、歯ぐきが痩せて見た目が気になる方や、しみるなどの症状がある方に対して同様の歯周形成外科を行います。
歯ぐきが痩せて困っているかた、歯がしみる方、審美的なインプラントを入れたいという方はご相談ください。
こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
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まつもと歯科
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 松本卓也