痛みに配慮した治療
不安を取り除いて安心感を与える治療
「歯を削るときの痛みが気になり、心臓がドキドキしてしまう」
「痛みが怖くて、むし歯がひどくなるまで我慢してしまった」
「麻酔注射を打つときの痛みや不快感が嫌い」
こうした治療中の痛みを心配している方はいませんか。治療中の痛みは患者様にストレスを与え、時にはトラウマになることも。最近では、ほとんどの歯科医院が痛みや苦痛を与えにくい治療に取り組んでいます。
麻酔注射を使った痛みに配慮した治療
当院では、患者様に無駄な痛みを与えないために、痛みに配慮した治療に取り組んでいます。痛みを伴う処置をするときは、麻酔注射を施してから治療をします。また、麻酔注射を打つときの痛みを緩和するために、さまざまな工夫をしています。
なお、まれに麻酔が効きにくい方がいらっしゃいますが、その状態で歯を削ると強い痛みを感じます。その場合は治療をせずにお帰りいただき、次回の通院時に改めて処置することもあります。
痛くなるその前に!早期治療のすすめ
むし歯がひどくなってから治療に来る方がいますが、患部が炎症を起こした状態では当然強い痛みが伴います。そうなる前に、後悔する前にもっと早く歯科医院に行きましょう。当然のことですが、むし歯ができても早めに処置すれば痛い思いをせずにすみます。麻酔注射を使って痛みに配慮した治療をしますので、歯に少しでも異変を感じたら早めに診察を受けてください。
当院の痛みに配慮した治療の4つの取り組み
【その1】表面麻酔で針を刺したときの痛みを抑える
針を刺したときの痛みを緩和するために「表面麻酔」を使用してから麻酔をかけます。表面麻酔とは、痛みを感じにくくさせるためのジェル状の麻酔剤のこと。薬剤をお口の中の粘膜に塗ると、感覚が麻痺してきて針を刺したときの“チクッ”とした痛みが緩和します。
【その2】細い針を使用
針を刺したときの“チクッ”とした感覚は麻酔針の太さに関係していて、細ければ細いほど痛みを感じにくくなります。細い針を使用することで、針を刺したときの痛みを和らげます。
【その3】ゆっくり丁寧に薬を注入
麻酔注射を打つときは、皮膚を引っ張りながら痛みが感じにくい部位に針を刺します。また、麻酔液をできるだけゆっくり一定の圧力で注入することで、違和感や不快感を抑えることができます。
【その4】温めた麻酔液で痛みを和らげる
麻酔液を注入したときの違和感は、注入時の速度や圧力のほかに麻酔液の温度も影響します。最も違和感が少ない温度は体温に近い温かさです。温めた麻酔液を使用しますので、薬を注入するときの違和感や痛みを軽減できます。