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まつもと歯科医院ブログ

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ICEED歯科臨床コース受講(歯周組織再生療法) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

コロナウイルスの感染者が中々減らないですね。

マスクをせずに子供を遊ばせてあげたいですが難しいですね。

 

さて先日またオンラインにて表題のICEED歯科臨床コース受講(歯周組織再生療法)を受講いたしました。

歯周組織再生療法とは歯周病になった歯槽骨を回復させる歯科治療になります。

当院でも力を入れており、また「リグロス」という歯周組織を再生する力の高い薬が出たこと

マイクロスコープを用いてより歯の汚れを綺麗にとることが出来るようになったことが

歯周組織再生療法の確実性を上げたのではないかと思います。

 

ただどのような歯周病でも治せるわけではなく、適応症が決まっております。

歯周組織の状態としては水平性の骨吸収と言われる、全体的に歯ぐきが下がってしまっていると再生は難しいと言われております。

限局した垂直性と言われる骨欠損が主に適応症となります。

歯槽骨の欠損の周りに骨があれば歯槽骨から骨を作る細胞が出てきますし、そこにお薬を貯めることが出来ます。よって狭くて(25°以下)深い骨欠損が歯周組織の再生に有利です。

また歯肉の厚みも重要と言われており、裂開を防いだり、血流の問題、スペースの保持の効果もあるかもしれません。

 

このような適応症に合致すれば歯周病の改善が見込めますので是非ご相談下さい!

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

「まつもと歯科」のホームページはこちら:

http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/

インプラント歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

今月も新しいインプラント歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。

 

臼歯部インプラント単冠補綴のセメント及びスクリュー固定の比較.24ヶ月RCT研究 Title:Cemented versus screw-retained posterior implant-supported single crowns: A 24-month randomized controlled clinical trial Author:Stefan Wolfart, Anne Rittich, Karin Groß, Oliver Hartkamp , Annabelle von der Stück, Stefan Raith ,Sven Reich Journal:Clin Oral Impl Res. 2021;32:1484–1495.

 

PURPOSE

セメント固定は残留セメントによるインプラント周囲炎のリスクが高く、スクリュー固定はスクリューの緩みなどのリスクが高いとの報告がある.臼歯部におけるセメント固定およびスクリュー固定の二ケイ酸リチウムインプラント支持シングルクラウンの生物学的および技工学的合併症の発生率を比較する.

MATERIALS AND METHODS

・ドイツのアーヘン工科大学病院、補綴と生物材料科にて臼歯部シングルインプラント患者が選ばれた.

選択基準は、下顎は下歯槽神経から少なくとも11mmの歯槽堤の高さ、上顎は10mmの歯槽堤の高さがあること,対合歯は義歯ではないこと,健康であること.

喫煙者(1日20本以上),大きなGBRが必要な患者,未治療の歯周病患者,口腔衛生状態が悪い患者,精神病,TMDの患者および薬物乱用の既往のある患者は除外した.

・インプラント(直径3.8〜5.0 mm、長さ9〜11 mm、Promote Plus、Camlog)はサージカルガイドを使用して埋入した。必要に応じ,Bio-Ossおよびコラーゲン膜(Bio-Gide)を使用。 3ヶ月(下顎)と6ヶ月(上顎)の治癒期間の後、2次オペ、その後ヒーリングアバットメントを装着した。

・スクリュー固定及びセメント固定はランダムに割り当てられた.

・セメント固定 チタンアバットメントのマージンは縁下1mm以内、Multilink Implant(Ivoclar Vivadent)を使用して、合着.セメント残留物は、2.5倍の倍率で拡大鏡を使用してハンドスケーラーで除去した.

・スクリュー固定 スクリューは20N/cmで締め,レジンでアクセスホールを埋めた.

・臨床評価は基準日(セットから2週間以内),12ヶ月,24ヶ月で行った.

・PI,GI,PD,BOPを計測した.

・デンタルX線評価は基準日,12ヶ月に行った.

RESULTS

・41人の被験者(女性24人、男性17人)セメント固定28本、スクリュー固定28本. 1人の被験者が3回のインプラント埋入、13人の被験者が2回のインプラント埋入、27人の被験者が2回のインプラント埋入.インプラント埋入日の被験者の平均年齢は47歳(26歳~80歳、SD±14歳)

・24か月のフォローアップで、セメント修復物よりもスクリュー保持の方がカラーマッチが大幅に優れていた(p <.05)

・どちらのグループでも、すべての咬合接触点の32%で緩くなった.すべての近位接触点の18%で緩くなった.補綴から1か月後に、スクリュー保持グループの1つのインプラント(3%)でスクリューの緩みが観察され,再度締めた.24ヶ月の観察期間中にセラミックのチッピングは発生しなかった。

・セメント固定では、ベースラインの2つの修復物(6.9%)で、X線写真で近心および遠心のセメント残留物が検出され, それらは直後に取り除いた. 平均骨量減少は0.03〜0.15mm.遠心では、12か月後の

セメント固定グループの骨量減少が有意に少なかった(p <.001)。 近心面では、2つのグループの間に違いは見られない(表6)。 2つのグループのGIとBOPに有意差はない.PIのみが、12か月後のセメント修復物(64.3%)よりもスクリュー固定(96.6%)の方が有意に高かった(p = .016).12か月後、BOPの発生率は14.2%(スクリュー固定)および17.9%(セメント固定)

CONCLUSION

セメント固定とスクリュー固定モノリシッククラウンの間に臨床的に関連する違いはなかった. 技工学的な合併症に関しても、24か月後に2つのグループ間に有意差はなかった。 24ヶ月の観察時間中に、両方のグループの咬合および近心接触点に有意な損失があった。

 

インプラントの咬合が緩くなるというのはあまり論文でも見ないですが、そういうこともあるのでしょうか?

ここは不明確な感じがいたしますので参考程度にしております。

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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CLUB GP 総会 20周年記念大会「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

大分暖かくなって参りましたね。

良い季節ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて先日表題の私が所属するCLUB GPの20周年記念歯科大会が行われました。

今回はインプラントの骨造成で最も有名といって過言ではないDr. Istvan、デジテルデンティストリーを用いた審美歯科で著名なDr.Nazariy、日本で一番著名な歯科医師である山﨑長郎先生、当会代表の佐藤琢也先生による歯科講演でした。

 

記念大会と言うことで当初は海外の先生に来日して貰って・・・という形で考えていたのですが、残念ながらコロナの関係で動画を頂き、日本語訳をつけての歯科講演という形になりました。

私もすごく楽しみにしていた分残念ではありましたが、とても興味深い講演ばかりで1日があっという間に過ぎました。

 

Dr.Nazariyによる講演から始まりました。彼はデジタルデンティストリー及び審美歯科で世界的に著名な歯科医師です。デジテルデンティストリーをうまく活用することで、患者さんにいかに歯科治療の術後のイメージを持って貰うかということや、歯科治療にかかる期間や診査・診断の時間を短くすることが出来るということを言っておられました。一般的にはセラミック治療などの精度の面では従来のアナログ治療に劣ると言われがちですが、歯科用顕微鏡を用いた精度の高い歯科治療をすることで精度も審美的な治療という意味でも問題なく、質の高い審美歯科治療が可能であると言及されました。また彼はウクライナのキエフで開業している歯科医師で、その現状について「今のところは大丈夫」との言及がありました。このような状況になっていることが個人的にもとてもつらく感じます。

 

次は山﨑長郎先生の歯科講演です。山﨑長郎先生は日本で一番著名な歯科医師と言うだけでなく、世界でも高名な歯科医師です。今まで何度も歯科講演を拝聴させていただいておりますが、今回もとても興味深い歯科講演でした。診査・診断の重要性や、アナログな歯科治療の重要性、いかに丁寧に歯科治療や歯周治療・指導を行い軟組織を良い状況にしていくか、インビザラインを用いた審美症例などとても勉強になりました。また、無呼吸症候群に関する症例もあり、矯正に関してもサージェリーファーストに関して言及され、常に新しいトピックを発信される正に日本の歯科医療・審美歯科の第一人者という歯科講演でした。年齢を重ねても常に新しいことを学び・実践をされており、背中を見て学ばせて頂きたいと改めて痛感いたしました。

 

昼休憩のあとCLUB GP代表である佐藤琢也先生が登壇されました。いつもながら美しい症例ばかりで、瘢痕のない、左右対称にこだわったこれぞ審美歯科というような口腔内写真が沢山紹介されました。歯科用顕微鏡を用いた歯周外科処置は美しく、いつもながらですが感嘆いたしました。私が目指すべき歯科医師像が感じられる歯科講演でした。また、今回の様に世界的な歯科医師が一度に講演してくれる機会はあまりないのですが、それぞれの先生が佐藤先生にリスペクトのあるメッセージを残してくれました。身近な歯科医師で忘れがちですが、改めて素晴らしい先生のもとで学ばせて頂いていることに感謝いたしました。

 

最後にDr. Istvanの講演になります。彼はソーセージテクニックという骨造成の手法で世界的に著名で、日本でも彼の本は翻訳され多くの歯科医師に読まれております。私もその一人で、購入して拝読しております。解剖や骨造成の手技など歯科用インプラントに関し盛りだくさんな内容でした。特に彼の手法は下顎舌側の歯肉弁を減張切開によって伸展させることが必須となるのですが、見たことがないくらい伸展しており、これぐらい伸展出来れば大きな骨造成も可能だろうと納得いたしました。ここに関しましては同様に出来るかは難しいですが、彼のハンズオンはハンガリーでしか受講出来ないとは良く聞くので、コロナが落ち着いたら是非ハンガリーまで行って勉強してきたいと思います!

 

 

 

とても刺激的な1日で今後も益々努力していこうと思える日となりました。

また、和訳を行ったのは佐藤先生と三谷先生という理事の先生なのですがとても素晴らしい翻訳でそれにも大変刺激を受けました。私も今年は重い腰を上げて必死で英語及び英会話の勉強もしていきたいとおもいます。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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ICEED歯科臨床コース受講(切開・剥離・縫合・抜歯) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

寒い日が続きますね。

海外の情勢など心配事が多く、すごく不安を感じる日々ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

なかなか気持ちを切り替えて・・・というのは難しいですが頑張らないといけないですね。

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コースの「切開・剥離・縫合・抜歯」を受講いたしました。

歯科において外科といえばまず抜歯かと思います。

他には歯周組織再生療法を含む歯周病治療や、インプラント治療、外科的歯内療法などが一般歯科では考えられると思います。

 

どの歯科の外科処置においても大事なことはしっかり見て確認することかと思います。

そのためには必要であれば歯肉を切開し、剥離して歯や歯槽骨の状態を確認する場合があります。

 

その歯肉の切開や剥離も丁寧に行わないと、折角の歯科処置もうまくいかなくなります。

「切開・剥離」を見ればその歯科医師の技量が分かるというのは良く聞きます。

 

綺麗に歯肉を切開・剥離することで、そのあとの歯石や肉芽組織の除去や、歯科用インプラントの埋入、抜歯処置などが適切に行うことが出来るのです。

 

そのうえで縫合をしっかり綺麗に行えば、歯肉がきれいに治癒し、瘢痕のないきれいな状態に回復します。

 

私もこれらの歯科処置には常に注意して行っており、日々上達するよう努力しております!

特に歯科用インプラントや歯周組織再生療法などの外科処置を行う場合は歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用し、眼科用のメスや7-0などの縫合糸を用いて処置しております。

 

 

日々練習、努力ですね!!

 

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
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ICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」2日目 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

皆様こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

コロナウイルスの感染人数が高止まりしておりますね。

大阪・豊中の感染者も多く、大変な時期ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」2日目を受講してまいりました。

松井歯科という大阪の堺にある大きな歯医者で歯科用チェアを用いた形成実習を受けてまいりました。

 

先日も本ブログ内で記載したように、支台歯形成とはセラミックなどの被せ物や詰め物が入るように歯を削る歯科処置になります。

 

これを上手に行えばセラミックなどの歯科修復物は長持ちするようになりますし、

そうでなければあまり良い予後が見込めないと考えられます。

 

毎日行う一般的な歯科処置になるのですが、歯科医師になる前も、なってからもこの歯科処置の上手・下手というのは歯科医師の上手・下手の基準によく使われ、他の歯科医院に行く場合はその歯科医院においてある模型をチェックするというのは歯科医師のあるあるになると思います。

 

僕自身、こういう歯科研修は歯科医師1年目から本当に沢山受けて参りましたし、それぞれ勉強になることがいつもあるのですが、今回は文献などのリファレンスが多い上に、講師である大谷先生の普段行っている工夫や考え方も多く盛り込まれた、特に自分にとても気付きが多くある歯科研修となりました!

 

日々勉強ですね!!

 

 

 

大阪大学の同期にサーティフィケートを貰うとは感慨深いですね。

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

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http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/