インプラント歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者 まつもと歯科」
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
今月も私がインプラント歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。
サイナス挙上術後の組織形態計測結果のシステマティックとメタアナリシス Title :Histomorphometric outcomes after lateral sinus floor elevation procedure:a systematic review of the literatureand meta-analysis Author:Stefano Corbella*,Silvio Taschieri*,Roberto Weinstein,Massimo Del Fabbro Journal:Clin Oral Implants Res.27, 2016 : 1106-1122.
PURPOSE
・インプラント時サイナス挙上術後に生検を行うことにより、自家骨、バイオス、他家骨、β-TCP、HA、石膏系骨補填材、豚の骨、DFDBA,FDBA、生体活性ガラス、炭酸カルシウム、生体分解性ポリマー、P-15(Small peptide)を用いたそれぞれについて、新生骨量を中心に、残存量、接合組織量の割合を、様々な文献のシステマティックレビューを行った。
DISCUSSION & CONCLUSION
・新生骨量は自家骨が多い
・TCPとHAの混合は新生骨量がついで多かった
POINT OF CRITICISM
・新生骨と入れた自家骨の識別不能
・残存骨量(高さ)は見れていない
TOPIC OF CONCERN
・TCPとHAの混合は意外に新生骨量が多いが皆様使用されていますでしょうか?
・バイオスに自家骨を入れてもあまり新生骨量が増えないのはなぜか?
・石膏系骨補填材はどうでしょうか?(NuRos)
・DFDBA、FDBAはどうでしょうか?
豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来るように」
努力したいと思います。
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