インプラント歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者 まつもと歯科」
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
今月もインプラントに関する歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。
immediate/delayed で埋入およびプラットフォームがインプラント周囲骨形成に与える影響 Title :Influence of immediate/delayed implant placement and implant platform on the peri-implant bone formation Author:Bernardo B. Passoni, Daniel S. Marques de Castro,Maria Angelica R. de Araujo, Carlos d. R. P. de Araujo,Adriano Piatelli, Cesar A. M. Benfatti Journal:Clin Oral Implants Res.27, 2016 : 1376-1383.
PURPOSE
・インプラント埋入のタイミング及び、頬側のギャップの有無、インプラントプラットフォームの違いがインプラント周囲骨にどのような差をもたらすかを研究した。
MATERIALS AND METHODS
・7匹の雑種の犬(20kg)を使用
・4つのグループに分けた
Groupe1
インプラントのフラップレス埋入、palatal approach technique(Gap 2mm)を用い、インプラントの即時埋入を行った
(Osseotite, 3I)、骨同縁埋入
Groupe2
インプラントのフラップレス埋入、palatal approach techniqueを用い、インプラントの即時埋入を行った
(Neoporos-Neodent)、骨縁下2mmで埋入
Groupe3
抜歯後4か月待ち、フラップを開け、歯槽骨の中央にインプラントの待時埋入を行った
(Osseotite, 3I)
Groupe4
抜歯後4か月待ち、フラップを開け、歯槽骨の中央にインプラントの待時埋入を行った
(Neoporos-Neodent)
・埋入後4か月で切片作成
RESULTS
DISCUSSION & CONCLUSION
・インプラントのフラップレス埋入およびpalatal approachを用いたインプラントの即時埋入、モーステーパーのインプラントはインプラント周囲の骨形成に良い影響を与える。
TOPIC OF CONCERN
・エクスターナルとインターナルインプラントの使い分けをされている先生はいらっしゃいますでしょうか?
発表者:松本 卓也 抄録提出日時:平成27年1月21日
豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来るように」
努力したいと思います。
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