2020/02/25
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
新型コロナウイルスに関して毎日ニュースになっていますね。
マスクや手洗い、うがいを頑張って、体調管理を頑張りましょう!
さて当院では毎月一回院内勉強会をしております。
今月は私が歯周病についてで「歯周外科について」という題でお話ししました。
どういう患者さんで歯周外科が必要で、どういう患者さんには必要ないのか?
また歯周外科にはどのような種類があって、どのような歯周病メンテナンスの
注意点があるかというのを中心に確認しあいました。
現在の歯科において歯周病治療や歯周病メンテナンスは重要事項であり
歯科衛生士を中心に当院でも最も力を入れている歯科治療分野の一つです。
歯茎の腫れ具合の検査時に毎回出血する方はしない方の20倍歯周病が悪化しやすい
という歯科論文や、歯周病予防や虫歯予防、歯科治療をしっかりする人としない人では
3倍も歯の持ちが違うという歯科論文があります。
歯茎から良く出血する人はそうでない人と比べて歯周病が進みやすいので
早めに歯科医院での歯周病治療が必要です。
また歯を永く持たすためにはきちんとした治療と虫歯・歯周病メンテナンスが
必要となります!
健康で暮らすためにはいかに予防するかが重要になりますので予防歯科を頑張りましょう!
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
「まつもと歯科」のホームページはこちら:
「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:
http://www.matsumoto-ortho.jp/
大阪府豊中市中桜塚2-20-12-103
大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/01/31
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
最近寒い日が続きますが皆さま体調はいかがでしょうか?
新型コロナウイルスがすごいニュースになっていますね。
医院としても不安はありますが、基本的なことをしっかりして
皆さま予防をしっかりしてくださいね。
さて先日私の所属するClubGPの定例会に参加してきました。
今回は京都で開業しておられる入れ歯治療で著名な中居伸行先生の講義でした。
中居先生は日本補綴歯科学会の指導医で入れ歯に関して著名な先生になります。
専門医でもある中居先生が特に主張されていたのは
・「奥歯」を失った入れ歯は様々な問題を起こすので歯科用インプラントの方が良い。
・後ろの支えとして奥歯が残っていいる場合は入れ歯の選択肢も悪くはない。
ということです。
特に奥歯の支えを失ったケースでは入れ歯の安定がとれず残りの歯がダメージを受けるのと
噛むと直接歯茎にストレスがかかるので顎の骨の吸収も早く起こります。
後ろの支えで奥歯が残っていればそれが支えになるので入れ歯が安定しやすい。
ただ、文献的には入れ歯を入れるとその支えとなる歯の歯周病の進行が早まり
歯の根の露出のリスクも高くなるというデータを示されていました。
入れ歯の専門医の先生でも、入れ歯よりも歯科用インプラントの有効性を
データ的にも考えておられるようです。
私自身基本的に入れ歯をお勧めすることはなく、費用的・全身的に問題なければ
歯科用インプラントの方をお勧めしております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/01/21
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
今年一回目のインプラント歯科論文抄読会で歯科論文を抄読してきましたので掲載いたします。。
ブロック及び顆粒骨補填材を用いたGBR時の歯科用インプラント周囲の硬組織の変化を比較した6ヶ月間RCT研究
Title :Hard tissue changes after guided bone regeneration of peri‐implant defects comparing block versus particulate bone substitutes: 6‐month results of a randomized controlled clinical trial Author:Goran I. Benic ,Barbara M. Eisner,Ronald E. Jung , Tobias Basler,David Schneider ,Christoph H. F. Hämmerle Journal:Clin Oral Impl Res. 2019;30:1016–1026.
PURPOSE
歯科用インプラント周囲骨欠損に対してGBRに使用されるブロック状骨補填材が、顆粒状骨補填材とで歯科用インプラント周囲の硬組織幅径の変化をテストする。
MATERIALS AND METHODS
・この歯科臨床研究は、スイスのチューリッヒにあるチューリッヒ大学歯科医学センターの再建歯科クリニックで実施された。
・被験者の選択基準 18歳以上、口腔外科的介入が禁忌となる病歴がない、重度の喫煙(1日あたり20本以上)、歯周病がコントロールされている、プラークスコア<25%、歯槽堤の頬側欠損を伴う歯科用インプラントの必要性、抜歯後4か月を超える、歯科用インプラント埋入後の裂開型頬骨欠損の存在。 ・術前に、患者は抗生物質(2×750 mgアモキシシリン)と非ステロイド性鎮痛薬/消炎薬を投与。局所麻酔下で、歯槽頂切開および垂直の減張切開、歯科用インプラント(OsseoSpeed EV、DENSTPLY Implants)が補綴的に理想的な位置に挿入された。 治療法はランダムに割り当てられた •Bio-Oss海綿骨顆粒、粒径0.25–1 mm、(Geistlich PharmaAG)+コラーゲン膜(NBCM)Bio-Gide(Geistlich Pharma AG)+吸収性ポリ乳酸固定ピン(Inion GTR™、Inion Ltd)。 •BioOss®ブロック(Geistlich Pharma AG)+ Bio-Gide(Geistlich Pharma AG)+固定ピン(Inion GTR™、Inion Ltd)。
・ブロック骨補填材はバーで必要な形態に修正した。
・6ヵ月後、2次オペで組織を評価した。歯科用インプラントショルダーを基準にして欠損の高さを測定した。インプラントカバースクリューをヒーリングアバットメントに交換し、歯肉フラップを縫合した。
・CTは埋入直後と2次オペ前に行った
RESULTS
5人が除外され、それぞれ12人の24人が対象となった。それぞれ1症例で裂開が認められた。
・術中、DBBMの水平方向の幅径の中央値は、ブロックグループで3 mm(平均±SD:3.17±0.49 mm)、顆粒グループで4 mm(平均±SD:4.00±0.74 mm)でした。 創傷閉鎖後、硬組織の水平方向の厚さの中央値は、ブロックグループで3.35 mm(平均±SD:3.38±0.59 mm)、微粒子グループで2.85 mm(平均±SD:2.73±0.69 mm)。 6ヵ月時点で、硬組織の水平方向の厚さの中央値は、ブロックグループで2.90 mm(平均±SD:2.71±1.19 mm)、微粒子グループで0.2 mm(平均±SD:0.52±0.80 mm)グループ間の6か月でのHTの差は2.7 mmであり、統計的に有意であった(p <.001)。
・歯科用インプラント埋入後に臨床的に評価された欠損の平均は、ブロック群で3.5 mm、顆粒群で4.25 mm(p = 0.749)インプラント 2次オペ時では、欠陥の中央値は、ブロック群では0 mm、顆粒群では0.75 mm(p = .001)
CONCLUSION
•コラーゲン膜および固定ピンと組み合わせブロック骨補填材を使用した6か月の治癒後の硬組織の幅径は、コラーゲン膜および固定ピンを用いた顆粒状骨補填材よりも優れていた。 •コラーゲン膜と組み合わせたブロック状骨補填材の使用は、6ヶ月後の垂直骨欠損の治療結果は、コラーゲン膜を使用した顆粒状骨補填材よりも優れていた。
今年も1年頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2020/01/07
明けましておめでとうございます。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
今年も一年スタッフ一同頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします!
今年も1年頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科
2019/12/23
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
早いものですが今年も残すところ後1週間ほどです。
皆さま今年も良い1年だったでしょうか?
私は前厄の1年を何とか乗り切りましたので、来年は本厄の1年を何とか乗り切り
歯医者として、歯科医院にとって、家族にとって良い1年にしていけたらと思っております。
さて先日大阪・豊中から東京の方へ皆川インプラントアカデミー総会2019に参加してまいりました。
皆川先生による歯科用インプラントや歯周治療における本年度のトピックに関する講演と
トニー・ブザンが考案したマインドマップのインストラクターである近田美季子先生の講演を聞いてまいりました。
皆川先生の今年のトピックとしましては、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた
歯周外科に力を入れておられるとのことです。
私も以前から歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した歯科治療を行っていますが、
特に根面被覆という術式に関して数症例見せていただきました。
歯周病が進行すると歯根がみえてきて、歯の隙間が広がってきます。
そうなると見た目の問題だけでなく、歯がしみたり、息が漏れたり、しゃべりにくくなったりします。
出てきた歯根に歯肉を移植して元に戻す歯科処置を根面被覆といい、これにより治療が可能です。
もちろんどんな状態歯根露出に対しても効果があるわけではなく、適応症があります。
根面被覆の適応症や詳細な術式についても述べられていました。
根面被覆は予知性の高い歯科治療方法ですし当歯科医院でも行っている歯科処置ですので
ご興味がある方はご相談ください。
また骨造成を行った歯科用インプラント治療の予後についてもお話しされました。
私がコースに通っていた3年前とはだいぶ歯科用インプラントの術式が変わっており、
常に変化を求め前進されている皆川先生の講演を聞いて、私もより勉強し
より良い歯科治療が提供できるように頑張ろうと励みになりました。
午後からはマインドマップのインストラクターである近田美季子の講演でした。
英国の教育者であるトニー・ブザンが考案したノート法で、1974年にBBCテレビの教育番組でシリーズ放送されたことがきっかけに、マインドマップは思考や学習のツールとして世界的に普及しました。
僕も初めてレクチャーを受けたのですが頭の整理に良さそうです。
目標や仕事の整理に使ってみようと思います!
他にも暗記の仕方のレクチャーなどとても興味深い講演でした。
今年も歯科に関することだけでなく面白い話が聞けて楽しかったです。
今年ものこり1週ほどですね。
皆さま頑張っていきましょう!
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。
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大阪大学歯学部卒業 歯学博士 まつもと歯科