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まつもと歯科医院ブログ

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ICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」2日目 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

皆様こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

コロナウイルスの感染人数が高止まりしておりますね。

大阪・豊中の感染者も多く、大変な時期ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」2日目を受講してまいりました。

松井歯科という大阪の堺にある大きな歯医者で歯科用チェアを用いた形成実習を受けてまいりました。

 

先日も本ブログ内で記載したように、支台歯形成とはセラミックなどの被せ物や詰め物が入るように歯を削る歯科処置になります。

 

これを上手に行えばセラミックなどの歯科修復物は長持ちするようになりますし、

そうでなければあまり良い予後が見込めないと考えられます。

 

毎日行う一般的な歯科処置になるのですが、歯科医師になる前も、なってからもこの歯科処置の上手・下手というのは歯科医師の上手・下手の基準によく使われ、他の歯科医院に行く場合はその歯科医院においてある模型をチェックするというのは歯科医師のあるあるになると思います。

 

僕自身、こういう歯科研修は歯科医師1年目から本当に沢山受けて参りましたし、それぞれ勉強になることがいつもあるのですが、今回は文献などのリファレンスが多い上に、講師である大谷先生の普段行っている工夫や考え方も多く盛り込まれた、特に自分にとても気付きが多くある歯科研修となりました!

 

日々勉強ですね!!

 

 

 

大阪大学の同期にサーティフィケートを貰うとは感慨深いですね。

 

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

「まつもと歯科」のホームページはこちら:

http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/

 

 

 

インプラント歯科論文抄読会 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・国際インプラント学会指導医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

今月も新しいインプラント歯科論文を抄読いたしましたので掲載いたします。

 

術後抗生物質は、1年間のインプラント周囲の歯槽頂骨のリモデリングと疾病率に影響を及ぼすか? 二重盲検ランダム化臨床試験 Title:Do postoperative antibiotics influence one- year peri- implant crestal bone remodelling and morbidity? A double- blinded randomized clinical trial Author:Robert Durand、Issam Kersheh、Stéphanie Marcotte、 Pierre Boudrias、Matthieu Schmittbuhl、Thierry Cresson、Nathalie Rei、Pierre H. Rompré、 René Voyer Journal: Clin Oral Impl Res. 2021;32:1318–1327.

 

PURPOSE

周術期の抗生物質の使用は,歯科用インプラントの失敗率を低下させることが示されている.(Romandini et al.2019)筆者らはこれらに疑問を持ち, 埋入1年後の歯科用インプラント周囲の歯槽頂骨リモデリング,術後の痛みと疾病率,および歯科用インプラント生存率に対する術後の抗生物質の服用の有無の影響を評価した.

MATERIALS AND METHODS

・モントリオール大学歯学部の歯科用インプラントクリニックで50人の患者が研究対象となった.

・すべての参加者にインプラント手術の1時間前に600mgのイブプロフェンと2gのアモキシシリンを投与し、0.12%のグルコン酸クロルヘキシジンで1分間すすぐように指示した. スクリュータイプのツーピースインプラント(OsseoSpeedTX™またはAstraEV™、Dentsply Sirona Inc.)を使用. 被験者は、最初の48時間は4時間ごとに600 mgのイブプロフェンを服用、1日あたり最大4錠を服用するように処方された。また、必要な場合にのみ服用する鎮痛薬(500mgのアセトアミノフェン)が処方された。 0.12%のグルコン酸クロルヘキシジンリンスは、インプラント術後1週間の予約で縫合糸が除去されるまで1日2回使用された。介入群は、インプラント手術後7日間、1日3回500 mgのアモキシシリンを投与され、対照群は、同じ頻度で服用する同一のプラセボカプセルが投与された。プラセボは、外観、寸法、色、味、質感が同じで、地元の薬局から入手した。術後最初の週の痛みと罹患率を評価するために、日記が与えられた。すべての歯科用インプラントは、4か月のフォローアップ訪問後に、補綴で修復された。

・歯槽骨頂のレベルはデンタルで埋入直後、4ヶ月、1年で撮影した。

RESULTS

・50人中37人が研究に参加. 平均年齢は57.4±11.3歳.グループはすべての特性(年齢、性別、民族性、教育、現在および以前の喫煙者、糖尿病)について同様である.外科的パラメーター(埋入トルク、切開の長さ、骨の質、インプラントの位置[上顎と下顎]およびインプラントの特性(直径、長さ、インプラントシステム)は、すべて同様である。介入群(16.7%)と比較して、対照群(52.6%)では2本埋入の患者の割合が有意に高く、治療時間も長かった.

・インプラント周囲骨の変化は介入群で1年後−0.44 ± 0.43mmで対照群は-0.27±0.56mmで有意差はなかった.

・インプラント術後疼痛は術後4日目の正午(p = .047)と夜(p = .036)、および5日目の夜(p = .036)のみ統計的に有意に対照群で強かった.全体的に痛みは軽度であった.

・インプラント術後の疾病は有意な差がなかった.

CONCLUSION

歯科用インプラント埋入後に術後抗生物質を投与しても、インプラント周囲の歯槽頂骨の変化や術後の疾病率には影響しなかった。 歯科用インプラント埋入の1時間前に抗生物質を1回投与するだけで、抗菌薬耐性を発症するリスクを最小限に抑えることができ、歯科用インプラントの合併症を防ぐのにおそらく十分である。

 

今後も豊中市の皆様の歯や口腔内の健康維持に寄与出来ればと思います。

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
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3回目コロナウイルスワクチン接種「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・国際インプラント学会指導医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

1月25日に三回目のコロナワクチン接種を桜塚・岡町商店街の島越内科さんで受けてまいりました。

安心してご来院下さいね。

 

 

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
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ICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・国際インプラント学会指導医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

寒い日が続きますね。

ここ数日、豊中でも朝の通勤時に車に雪が少し積もっているのをみかけます。

コロナもかなり増えているようですので、皆様体調には十分気をつけて下さいね!

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コース受講「長期予後を得るための支台歯形成ハンズオンコース」を受講してまいりました。

支台歯形成とは歯を削って、セラミックなどの被せものや、詰め物が入るように歯の形態を整えることです。

この歯科処置は歯医者になって1年目からずっと行うものなのですが、とても奥が深く

いわゆる「匠の世界」というものに近いと思います。

コンマ1mmという細かい世界で、美しさや形態も求められます。

うまい歯科医師は1年目からすごく上手に削りますし、そうでない歯科医師は何年経ってもあまり上手でないこともしばしばあります。

もちろん一生練習すればある程度までは上手になります。

これを理論立てて説明を行える歯科医師は少ないですが、補綴専門医である大谷恭史先生はその一人であると思います。

今回はその大谷先生のハンズオンコースを受講してまいりました。

 

支台歯形成の要件としては

A、適度な軸面テーパー(TOC)の付与

B、十分な支台歯高径の確保

C、適切なクリアランスの確保

D、適切なフィニッシュラインの位置、形態

 

が挙げられます。

 

A、適度な軸面テーパー(TOC)の付与とは歯を削り過ぎて山のような形ではなく、緩やかな角度の台形に歯を削るという意味です。

角度を付けすぎると維持力が足らず、すぐ脱離するような被せものになってしまいます。

適切な角度(6度程度)で形成する必要があります。

 

B、十分な支台歯高径の確保

C、適切なクリアランスの確保

 

歯を削り過ぎては支えとなる歯が小さく、弱くなりますし、被せものも脱離が多くなります。

かといって削る量が少ないと被せものの破折などの問題が起きたり、審美的なセラミック治療は出来ません。

過不足なく削るということが必要で多くても少なくてもいけません。

 

D、適切なフィニッシュラインの位置、形態

虫歯の再発も防ぐと言う意味では最も重要なのが歯と被せもののフィットで、良好な被せものを作るには1筆書きのような滑らかに歯を1周するような形成が必要になります。

ここは精密歯科治療時には私はマイクロスコープを用い、しっかりチェックして歯を削っております。

 

このように単純に歯を削るというよりは、1本1本の歯に考えを持って歯科治療を行っております。

こういうこだわりを我々歯科医師は持ってやっております。

 

 

大谷先生は大阪大学の同期で、私が社会人大学院時代を過ごした大阪大学歯学部歯科理工学科でも同じ研究室、さらに彼はアメリカで開業していたのですが、日本に帰ってきてからも一緒に勉強をしている優秀な歯科医師です。

仲間が活躍しているのはとても嬉しいですし、私もより頑張ろうと思えます。

 

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
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ICEED歯科臨床コース受講(歯内療法のコンセプトと診査診断) 「大阪府豊中市岡町の歯医者・日本口腔インプラント学会専修医・国際インプラント学会指導医・歯科審美学会認定医・まつもと歯科」

こんにちは。

まつもと歯科院長 松本卓也です。

 

寒い日が続きますね。

休みが明け、仕事や学校が始まっていると思いますが皆様風邪を引いたりはしておりませんでしょうか?

そしてまたコロナが増えてきていますね。

感染対策をして、頑張っていかないといけませんね。

 

さて先日表題のICEED歯科臨床コースの「歯内療法のコンセプトと診査診断」を受講いたしました。

今回は歯内療法で著名な神戸良と黒瀬尚利先生の講義でした。

皆様「歯内療法」とはどのようなものかはご存知でしょうか?

「歯内療法」とはいわゆる歯の神経治療のことになります。

虫歯が大きくなると歯の神経まで細菌が侵入し、感染を起こします。

それが不可逆的に歯の神経にダメージを与えてしまうと歯の神経をとる歯科治療が必要となるのです。

 

では皆様。

歯の神経治療の成功率はどれくらいと思われますでしょうか?

「歯科治療で失敗なんてほとんどなく100%近いではないか?」

と思われがちなのですが、特に日本の場合全然違います。

良く出てくる歯科実験では次の様な結果が出ております。

 

 

「既根管治療歯」とは歯の神経治療を行った歯のことで

「X線透過像の出現」とは歯の根が膿を持っていることを示し、つまりは歯の神経治療がどれだけ失敗していたかを表しています。

ここから分かるのは下の前歯のみ成功率が6割程度、それ以外は5割~4割程度の成功率となります。

それくらい日本における歯の神経治療の成功率が低いと言うことが分かります。

先生によっては奥歯が神経治療になった時点で日本ではほぼ抜歯になるとまで言われる原因がここにあります。

 

次に歯の神経治療の世界的な成功率がどうなっているかと言いますと・・・

 

 

歯の神経治療をするのが初めての歯で膿がなければ90%、膿があれば80%、

神経の治療をされている場合の再治療の場合は70~80%、さらに歯の根の先が破壊されている場合でも40%となっております。

世界的には歯の神経治療の成功率は状態にもよりますが70~90%で、日本における50%以下と大きな違いがあることが分かります。

 

この差はどこから来るのでしょうか?

それには歯の神経治療に必要な要件が係わってきます。

 

 

歯の神経治療の失敗は細菌感染のよるものです。

よって無菌的な歯科処置が必要になり、ラバーダムという唾液が入らなくする処置が必須となります。

 

 

このラバーダムという歯科処置には保険点数がありません。

また可能な限り器具を使い捨てにするというのは費用的に保険治療内で行うのは難しいです。

世界的な歯の神経治療のスタンダードとしてマイクロスコープ(歯科医療用顕微鏡)や

NITIロータリーファイル、マイクロエキスカ、バイオセラミックシーラーを使用し

このような歯科材料は費用的に高額であり、なおかつ歯科治療に時間がかかります。

 

よってアメリカでの治療費は1根管が10万円ほどで、奥歯であれば30万円~40万円もの費用がかかると言われております。

当院でも精密根管治療は行っており、自費診療で55000円~88000円になります。

 

それだけ歯をしっかりと残すというのは難しく、まずは神経をとらないですむようにしっかりとメンテナンス治療を行って頂くことが重要かと思います。

皆様頑張ってメンテナンス治療に通って下さいね!

 

こういう大変な時期ですが私も歯科医師として今できることを精一杯させて頂こうと
思っております。
では皆さま今日も一日頑張っていきましょう。
歯医者として豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来る歯医者となるように」
努力したいと思います。

「まつもと歯科」のホームページはこちら:

http://www.matsumoto-dentalclinic.jp/

 

「まつもと歯科」の矯正歯科専門ホームページはこちら:

http://www.matsumoto-ortho.jp/