マイクロスコープとリグロス(歯周病再生薬)の歯科研修会 「大阪府豊中市岡町のまつもと歯科」
こんにちは。
まつもと歯科院長 松本卓也です。
だいぶと暑くなってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
5月は月一回東京で土日の歯科用顕微鏡マイクロスコープの研修と
大阪大学口腔治療学教室(歯周病科)教授の村上伸也先生の講義を聞いて参りました。
マイクロスコープの研修会は一日目は写真の研修で二日目はセラミック歯科治療
の研修会でした。
写真と歯科治療にどんな関係があるの??
と思われる方が多いかと思いますが実際歯科治療の質にも大きく影響します。
何故かというと治療計画を立てたり、治療計画を見直す際にも画像がしっかり
残っているというのがすごく大切なことだからです。
歯科模型だけでは歯茎の腫れている色は分からないですし
見た目の良いセラミックを作るための歯の色も分かりません。
またほかの先生とのディスカッション時に写真は重要ですし
個人的には歯科学会発表する機会もあるのでその際にも必要です。
資料をしっかりとれるというのは歯科医師の力として必要なのです!!
というわけでカメラ小僧ならぬカメラおじさんとして頑張ってきました。
村上先生は歯周病で失った骨を再生するお薬を開発した先生で
再生薬として認可されたのは医科歯科含め世界でも初であるとのことです。
過去のブログでも何回か記載させていただきましたが
歯周病とは歯を支える骨がなくなる病気です。
今までもGTRという歯科再生用メンブレンを用いた方法や
エムドゲインという豚のエナメルタンパクを用いた方法や
自家骨を使用した方法があったのですが
リグロスのすごいところは人由来のサイトカインを使用していることです!!
それゆえ安全性が高く、しかも症例によれば保険算定出来る薬剤です。
まだ認可されて間がないので症例数自体は多くないですが
素晴らしい結果が出ているものも見せていただきました。
当院でも使用していく予定なのでまたご報告させていただきます。
村上先生と撮って頂きました。
残念ながらなぜか微妙な笑顔になりました。
歯周病の薬はなかなか万能なものはないかと思います。
やはり基本的には予防が一番であると考えられますので
まずは歯ブラシ、そして定期健診で歯周病メンテナンスを行う
のが必須かと思います!
皆さま頑張りましょう!!
では皆さま
今日も一日頑張っていきましょう!!
豊中市の地域医療に歯科治療という形で微力ながら
貢献できますよう頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします!
これからも
「大阪の豊中・岡町でよりレベルの高い歯科治療を提供出来るように」
努力したいと思います。
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